「倫理学概説」
先日、「Q.善い生き方ってどんな生き方だと思いますか?」という質問にお答えしましたが、それに関連する別の質問もいただいていたので、それにもお答えしておきましょう。 「Q.私は、人間は結局のところ自己利益のために、 自分のために行動すると考え…
「倫理学Q&A」では、「よい生き方」に関する質問も複数の方からいただきました。 「Q.良い生き方ってどんな生き方だと思いますか?」「Q.小野原教授が倫理学的に考える、人のより良い生きかたとは、どのような生き方だと思いますか?」「Q.良い人生…
「倫理学Q&A」ではトロッコ問題に関する質問を3人の方からいただきました。 Q.トロッコ問題でどっちを選ぶか?Q.トロッコ問題は倫理的に見たらどのような選択をするのが良いのでしょうか?Q.倫理的なジレンマについて、色々な例がある中で先生はど…
2回目の授業の「倫理学Q&A」ではこの手の質問を3人の方からいただきました。 性善説か性悪説か、みんな気になっているんですね。 3回目の授業で、人間は「本能の壊れた動物」であり、それを補うために人間は、 「文化を生み出し、文化を学び、文化を使…
「倫理学概説」第2回目の授業で「倫理学Q&A」を行い、 皆さんに倫理学の教員に聞いてみたいことをたくさん書いてもらったわけですが、 授業中にお答えできたのはたった9問でした。 授業中に質問されなかった質問に対しては、 このブログで今後回答して…
私は今年で定年退職なのですが、そんな最後の年になぜか、 「倫理学概説」の授業計画を変更することにいたしました。 その辺の事情は追々書くことにして、 初回ガイダンス後の2回目の授業では、 「倫理学Q&A」をやってまいりました。 看護学校では毎年初…
今年の3月に論文を1本公刊しました。 題して「哲学とは何か? フィロソフィアの訳語は「哲学」でよかったのか」です。 まさおさま史上初の哲学論文です。 これまで、倫理学は哲学の1部門であり、哲学に含まれていると、 このブログの中で繰り返し語ってき…
急遽予定を変更して、2週にわたって文化相対主義について考えてもらいました。第7回学修指示書のなかで私は、次のように書いていました。「文化相対主義の考え方と人権の考え方は真っ向から対立する場合があります(私はむしろ対立しないという立場ですが…
「倫理学概説」でカント倫理学を取り扱ったのは第4回のときでしたが、その後もなぜだかよくカント倫理学について聞かれます。特にカント倫理学に対する私のスタンスを問われることが多いです。ひとつはこんな質問。「Q-1.先生はカントの倫理学について…
「倫理学概説」の第3回の遠隔授業で幸福について考えてもらったとき、ワークシートの質問欄に長文の所見を書いてくれた方がいらっしゃいました。力作なのでぜひ引用してみましょう。「今回の講義を受けて、あらためて人間はよくできている生き物だと感じた…
「倫理学概説」の遠隔授業に対して、授業内容に関わる質問をいただきました。カント倫理学に関して学修した回の質問です。簡単にまとめると標題のような質問だったんだろうと受け止めましたが、正確には次のような長い質問でした。「Q.以前、私は日本語が…
こんな質問をいただきました。Q.「幸福であること」 はなぜ義務になりえないのか? 具体的な作品名は伏せるが、いわゆる 「ディストピアもの」 とされる作品を見てきて、この問いが頭に浮かんで以来、数年間自分なりの答えが出せないでいます。先生ならど…
福島大学での「倫理学概説」は今週からやっと本題に入ってきました。前回は「権利と人権」の違いについて講義しました。その両者の違いについてちゃんと教えてもらったことのある人は少ないらしく、「今まで考えたこともなかった」、「初めて知った」等の感…
これは「戦争と平和の倫理学」を取っている学生さんからもらった質問です。私の授業の内容とは直接関係ありませんが、道徳教育か何かの授業で問題になったらしいです。どうお答えしましょうか。意外とめんどっちい質問です。西洋倫理学を専攻する者としての…
これは郡山の看護学校でもらった質問です。すぐに問いにお答えしてしまう前に、ちょっと問いを問い直してみましょう。「人はなぜ争い続けるのか?」 という質問をしてくださった方は、人間はずっと争い続けていると考えていて、それはなぜかと理由を問うてい…